【ガイド目線】カンボジアの世界遺産
2か所ある。
しかし、2か所あるが、1か所当たりの面積が広い!
2か所とは、
■アンコール遺跡群
■プリア・ヴィヒア
である。
■アンコール遺跡群とは?
1992年に文化遺産として登録された。
9世紀初頭から約600年にわたり栄えたアンコール朝の寺院群。
精緻な小食が施された荘厳な遺跡の数々は、
後世の東南アジア全体に大きな影響を与えたクメール美術の傑作。
主要な遺跡の多くは、
「シェムリアップ」周辺に点在していて、
■プリア・ヴィヒアとは?
カンボジアとタイとの国境の近く、
5つの塔門とそれぞれに施されたレリーフが美しく残り、
断崖からカンボジアの大地を見下ろすと壮大な景色が広がる。
タイとの間で長年領有権をめぐる争いがまだ続いている。
しかも、地雷もまだ残っているので、
必ずツアーで参加するのがいいだろう。
【ガイド目線】カンボジアの基本を知る②
では続いて「カンボジアの歴史」!
■歴史
カンボジアの起源は、1世紀頃に興った「扶南」とされている。
802年にアンコール朝が誕生し、
12世紀頃に最盛期を迎える。
度重なるシャム(タイ)の攻撃により1431年に陥落。
以降は衰退の道をたどってしまうのだった。
長年に続いた隣国からの介入を脱するため、
フランスの支配下に入る。
1953年に完全独立。
その後、1970年のロン・ノルのクーデターからは
国情は混乱。
特に、ポル・ポト率いるクメ―ル・ルージュ政権時代は、
極端な共産主義政策により100万人以上の国民が虐殺。
1992年、国連による暫定政府が設置され内戦が終結した。
翌年(1993年)には総選挙が行われ、
新生カンボジア王国が誕生したのだった。
【ガイド目線】カンボジアの基本を知る①
今月は、カンボジアにお仕事に行きます!
さっそく基本情報を学んでいく。
■国名
■国旗
国の象徴「アンコールワット」を中央に記している。
上下の青色は「王室」、
中央の赤は「国民」、
■面積
約18万1035㎢
国の面積は日本の約半分。
国土の大半は「平野」で、
北西部には、東南アジア最大の湖、トンレサップがある。
■気候
熱帯モンスーン気候
年間を通じて高温多湿。
乾季(11月~4月)、
雨季(5月~10月)に分かれる。
■人口
約1546万人
■首都
(人口168万人)
■公用語
観光地や都市部では英語がOK。
その他の地域はクメール語。
場所によっては、タイ語や中国語が通じる。
■民族
クメール人 90%
ベトナム人 5%
華人 1%
その他少数民族 4%
■宗教
仏教徒 96%
イスラム教徒 2%
カトリック教徒 1%
・国内のいたるところできらびやかな寺院があるのが特徴。
・月4~5回ある仏日には寺院へ参拝する。
■カンボジアとクメールの違い
カンボジアもクメ―ルも原則として同じ意味。
一般的には民族、言語、料理など、
文化的な用語に「クメール」が使われることが多い。
発音は「クメル」に近い。
■政体
1953年にフランスから独立している。
■元首
ノロドム・シモハニ国王(2004年~)
「建国の父」と呼ばれる故・シハヌーク前国王の息子。
ヨーロッパで育った温厚な知性派。
■国会
国民議会(下院)と上院から成る二院制。
■首相
フン・セン首相(1998年~)
■選挙権
18歳以上
つづく・・・
【ガイド目線】台湾で人気のお茶7選
つづいては台湾で人気のお茶を紹介。
台湾に行ったら、どのお茶を試そうか迷っちゃいますよねー。
■包種茶【青茶】
・台北市の南部、文山や南港地区が主な産地。
・茶葉の形は棒状。
・発酵度が約20%と低く、
清らかな花の香と緑茶に近い味わいが特徴。
■高山烏龍茶【青茶】
有名な産地。
・茶葉は球形。
・発酵度、焙煎度とも低く、
清らかな香りと繊細な味がする。
・アミノ酸が豊富。
・台湾中部、南投県の海抜500~800メートルの
凍頂山地区がおもな産地。
・台湾を代表するブランド茶。
・茶葉は球形。
・発酵度は約40%。
・深い味わいが特徴。
■東方美人茶【青茶】
・台湾北西部、新竹健がおもな産地。
・ほかに、白毫烏龍茶とも言う。
・ウンカという害虫の分泌物で発酵を促す独特の製法。
・表面に白く細い産毛が見られ、
茶葉の形は棒状。
・発酵度は約70%と高く、紅茶に近い味わい。
・果物のような甘みがある。
■香片茶【青茶】
・ジャスミンティーのこと。
・もとは大陸出身の外省人に向けて作られた。
・大陸の緑茶に対し、
台湾では包種茶を使うので、まろやかな味になる。
■龍井茶【緑茶】
・中国緑茶を代表する銘茶。
・台湾では台北県三峡がおもな産地。
・不発酵茶で緑茶に似た味わい。
・台北市南部、木柵地区が主な産地。
・発酵度は約50%で焙煎も十分されている。
・熟した果物の味わいと香ばしさが広がる。
いかがでしたでしょうか。
よく見ると、ほとんど「青茶」でしたね。
でも飲んでみると全然違います。
是非現地で試し飲みをさせてもらいましょう!
【ガイド目線】噂の台湾茶 基礎を学ぶ
■台湾茶の世界
台湾茶は、かつて欧米向けの輸出用に生産され、
日本統治時代には品種改良や生産管理体制の構築により、
品質が向上した。
国際競争力が衰え始めると、
国内向けに生産されるようになり、
生産者たちが競ってより品質の高い台湾茶の生産に取り組んだのだった。
1980年代の経済成長により、
やがて豊かになった人たちによって取り込まれて、
茶芸文化に発展したと言われている。
■茶葉の分類
中国茶の種類は多いのが特徴。
発酵の度合いとその水色によって、6種類に分けられている。
①緑茶
不発酵茶のこと。
まったく発酵させていない。
②白茶
軽発酵茶のこと。
台湾や中国大陸では、漢方薬と考えられている。
③青茶
半発酵茶のこと。
茶葉の発酵の具合を見て、発酵をとめている。
④紅茶
完全発酵茶のこと。
全発酵させる。
⑤黄茶
弱後発酵茶のこと。
菌により発酵を進める。
⑥黒茶
後発酵茶のこと。
釜煎り後、湿気を含ませあとから発酵させたもの。
つづく
【1000万円への道】外貨預金の儲けポイント
■なんでわざわざ外貨預金なんてするの?
【外貨預金の儲けポイント】
もちろん、外貨で預金しなければならない
ということではない。
なぜ外貨預金をするかというと、
簡単にいえば、
「外貨預金の方が儲かるから」だ。
儲けたいから外貨預金をするわけだ。
これはFXにも関連する非常に重要なポイントに
なる。
外貨預金をする理由は2つあって、
①外貨預金の方が、
理恵氏がたくさん付いて、
円で預金をしておくより、儲かるから。
②為替が変動すれば、
もっと儲かるチャンスがあるから、
だ。
順番に説明していこう。
■内外金利差とは?
つまり、日本と外国の金利の差を指す。
ほぼゼロの状態が続いている。
しかし、海外に目を向けると、
年率3%、5%、中には10%を超える金利の国も
ある。
日本で100万円を1年間銀行に預けても、
利子は1年間で数千円しかつかない。
しかし、100万円を外貨に替えて預金すれば、
数万円の利子がつくこともある。
だから、わざわざ外貨で預金をしようということに
なるのだ。
ただし、ここでひとつ注意しなければならない。
海外で金利5%の国を見つけて預けたとしても、
そのまま5%多く儲かったとはいえない。
そのお金を日本で預けていたとしたら、
たとえば0.1%の金利が付いたはず。
だから、プラスで儲かったのは、
「5%マイナス0.1%」の「4.9%」になる。
だから「金利差」に注目するのだ。
0.1%だと大したこともないように思えるが、
これが2%、3%になると影響が大きくなる。
もともと3%の金利で預金できる人が、
5%で預金できる通貨を買っても、
2%しか得をしない。
仮にその人が「5%で預金できる通貨」を
選ぶために、
2.5%分のコストがかかってしまうのであれば、
結果的にもらえる利子は少なくなり、
「損」をすることになる。
このように「差」で考えないと、
実態に正確に把握することはできなくなるので、
注意しよう。