2016-11-25 キリスト教 3大聖地の1つ! スペインは、キリスト教信仰がとっても熱心な国。エルサレム、ローマ、そしてこの「サンティアゴ デ コンポステーラ」、この3つの地がキリスト教の聖地とされています。伝説によると、、、キリスト教の12使徒の1人である「聖ヤコブ」(スペイン語で「サンティアゴ」)がスペインで布教活動をした後、エルサレムに戻って殉教したのだと言う。弟子たちが彼の遺骸を船でスペインに運んで埋葬したのですが、イスラム教徒がイベリア半島(スペインの土地)に侵入してきて、キリスト教の人々がどんどん殺されていくうちに、この「聖ヤコブ」のことを忘れていってしまったんだとか・・・。遺骸が見つかったのは、9世紀初め。星に導かれた羊飼いが聖ヤコブの墓を発見して、その場所に小さな教会が立ったそうな。この町の名前である「サンティアゴ デ コンポステーラ」っつうのは、サンティアゴ→「聖ヤコブ」デ→「の」コンポステーラ→「星の野」という意味で、この伝説がもとになっているらしい。しかし、今はもう1つ説があるそうで、コンポステーラっていうのが、実は「コンポシトゥム」(墓地)という言葉から来ているのでは、と説も濃厚なんだとか。実際、サンティアゴ デ コンポステーラのカテドラル(1番大きい教会)はローマ時代の墓の上に建てられているから、なんだそう。