【ガイド目線】ホーチミンって②
メコンデルタに足を踏み入れれば、
真っ赤な道がまっすぐに伸びて、
熱帯植物の深い緑と絶妙なコントラストが呈している。
この赤い道というのは、
土が原因なのだ。
つまり、玄武岩が風化した紅土(テール・ルージュ)が
肥沃な土地をもたらしてくれるのだ。
メコンデルタの東北を流れるドンナイ川の支流の
赤やオレンジの原色の花が咲き、
街路樹もすくすくと育った美しい南国情緒あふれる街である。
それもそのはず、
年間を通しての最低気温が「20℃前後」なのだ。
ベトナム南部の沿岸には水深100メートルにも達しない
大陸棚が広がっている。
浅瀬の海岸ではプランクトンが発生し、
豊かな漁場が作られる。
だから海の幸がおいしいんだね!!